WhiteShip,Inc 代表からのご挨拶



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代表からのご挨拶

美しいものを美しいと感じる力を回復する時代

kimi0911g.jpg 私が、今ここにあるのはフリッチョフ・カブラ氏の著作「ターニングポイント~科学と経済・社会、心と身体、フェミニズムの将来」との出逢いからはじまります。
 80年代の半ば頃、家庭内暴力や校内暴力など社会問題になるほどの凄惨な出来事は多感な高校生の私に衝撃的なインパクトを与え、同時に「人は幸せになるために生まれてきたはずなのに、なぜ幸せではないことを選択することが多いのだろうか?」という疑問を抱かせました。そしてこの疑問に一筋の光を与えてくれたのが、20歳の頃に読んだこの書籍でした。

 そこには物理学者の立場から現代社会の姿を700ページ以上にわたり、生命観、医療、経済モデル、心理学的アプローチ、環境汚染等、様々な角度を通して理路整然と分析しながら、時代はパラダイムシフト(価値観の転換)へ向かっていると書かれていました。

 それから10年間、パラダイムシフトへの糸口を探しつつ、時代の変化を感じてきました。しかし、その糸口はおろか、ますます混迷を深める社会の中で私自身のビジョンさえも見失いそうになりながら、出口の見えない場所に迷い込んでいるような感覚に陥っていきました。

 パラダイムシフトは、ただの理想で終わるのか?そんな私に、再び光を与えてくれたのがコミュニケーションアートでした。コミュニケーションアートと名付けた「コミュニケーションから生まれ、コミュニケーションを創り出すアート」は、2001年にプロジェクトチームとしてスタートし、2004年に㈱ホワイトシップとして法人化されました。
その道のりは決して平たんなものではありませんでしたが、たくさんの人との出逢いと共に美しいアートが生まれ、私たちの道標となってくれました。

 あらためて、私たちの志に共感し、共にアートを創出し、支援してくださった方々に心から感謝いたします。

 私たちの航海は始まったばかり。これからもコミュニケーションアート体験を様々な形でお届けしたいと思います。

 21世紀が、より美しく心豊かな社会になるために、より多くの子ども達の笑顔を見られるために、
 そして誰もが「美しいものを美しいと感じる力」と「創造性」を回復するために。


代表取締役社長 / アートプロデューサー  長谷部貴美